企業研究

【ダイキン工業の強み】なぜ業界トップなのか?図解でわかる企業研究

【ダイキン工業の強み】なぜ業界トップなのか?図解でわかる企業研究

この記事ではダイキン(ダイキン工業)の強みについて、図解を使いながらわかりやすく解説します。

ダイキンは世界で唯一、エアコンと冷媒(れいばい)の両方を手がける総合空調メーカーであり、空調業界のトップを走るリーディングカンパニーです。

空気の質や換気への関心が高まる中で、世界トップの空調メーカーとして今後さらなる成長が期待されていますよ。

以下のような人におすすめ!

  • ダイキンに就職したい。
  • 暮らしを支える空気や環境に関わる仕事に興味がある。
  • 特定の事業を軸に成長する企業で働きたい。
  • ダイキンの強み、技術力を知りたい。

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結論

ダイキンの強みをまとめると以下の2つです。

  • ダイキンの強みの1つめは空調4要素を追求することで世界をリードし続ける「空気の技術」である。
  • ダイキンの強みの2つめは、先端技術人材を自前育成する圧倒的な教育体制である。

データは以下を参照しています。

さらに、日経ビジネスや日経XTECHなどのビジネス向け経済誌から得た情報も加えながら、2つの強みについて詳しく解説していきます。

また、ダイキンの歴史やダイキンの家庭用エアコンの特徴についても、わかりやすく説明していきますね。

それではいきましょう!

ダイキン工業の強み「空調4要素を追求することで世界をリードし続ける空気の技術」

ダイキンの強みは、空調4要素を追求することで世界をリードし続ける空気の技術である

ダイキンの強みの1つめは、空調4要素を追求することで世界をリードし続ける「空気の技術」です。

ダイキンは1924年に創業者である山田晁が大阪金属工業所を創業し、飛行機用ラジエーターチューブを製作したところからスタート。

現在の社名であるダイキンは「大阪金属工業所」の大阪から「大(ダイ)」、金属から「金(キン)」を取り、つなげたものであり、創業40周年の1963年に社名変更されています。

戦前は軍需企業として拡大していく中で、冷媒や冷凍機の開発も行っていたダイキンは1951年に日本初のパッケージ型エアコンを開発しました。

パッケージ型エアコンとは。。

  • 「パッケージ」=「ひとまとめにした」であり、ひとまとまりのエアコンという意味。
  • 電源を室外機につなげ、室外機から室内機に給電している。
  • 室外機が稼働している時は室内機が全て稼働する構造。
  • 1台の室外機に対して1〜4台の室外機をつなげられる業務用エアコンの1つ。

このパッケージ型エアコンは、その便利さから大ヒットし「エアコンのダイキン」の基礎を作った商品となりました。

ダイキン1

出典:ダイキン 企業サイト

1970年代、日本でエアコンが少しずつ普及していく中でダイキンは軍需から空調に事業をシフトします。

1980年代には空調以外の事業にも参入しますが、バブル崩壊により多角化に行き詰まったダイキンは、1990年代に強みを発揮できる空調に集中投資することを決定。

世界展開を広げる中で各国の企業買収を進めながら世界トップの地位を確立させました。

1999年には世界初の加湿機能を備えたルームエアコン「うるるとさらら」を発売。

ダイキンの技術力を集結した代表的な商品として、現在も進化を続けるダイキンの強み商品となっています。

ダイキン2

出典:ダイキン 企業サイト

長い歴史の中でダイキンが追求してきたのは、空調の4大要素と呼ばれる「温度」「湿度」「空気清浄」「気流」の技術です。

温度をコントロールする技術
  • ヒートポンプ:熱を集めて運ぶ技術
  • 冷媒制御技術:熱を運ぶ冷媒をコントロールする技術
  • 圧縮機:冷媒を圧縮し高温にする
  • リラクタンスDCモーター:「3000回/1秒」の超高速制御
  • インバーター:モーターをコントロール
ダイキン3

出典:ダイキン 企業サイト

湿度をコントロールする技術
  • 無給水加湿:空気中の水分を集めて加湿
  • ヒートポンプデシカント:湿度を最適にコントロール
ダイキン4

出典:ダイキン 企業サイト

空気清浄をコントロールする技術
  • ストリーマ技術:有害物質を酸化分解するダイキン独自の技術
ダイキン5

出典:ダイキン 企業サイト

気流をコントロールする技術
  • 気流制御:つつみこむような快適な気流をつくりだす
ダイキン6

出典:ダイキン 企業サイト

この「空気の技術」を空調専業メーカーとして追求し続けてきたことがダイキンならでは強みであり、空気の質や換気に関心が集まる中で、その強みが発揮されています。

ダイキンの家庭用エアコンの特徴
  • 世界で唯一、外気を室内に取り入れて換気できる機能を搭載する。
  • 競合にはない換気機能を20年がかりで磨き上げてきた。
  • 冬場は加湿した上で温めた外気を室内に取り込め、夏場は外気を取り込んだ上で除湿し部屋を冷やすことができる。

換気をしながら室内の湿度も快適に保つことができる「うるるとさらら」シリーズで売り上げを拡大。
2021年5月には国内家庭用エアコンでパナソニックを抜いて「国内シェア1位」となりました。

ダイキンは空調専業メーカーとして空調4要素を追求し続けることで、総合家電メーカーでは対抗できない差別化技術を積み重ねながら時代を捉えた開発を続けています。

今後も空調業界をリードしていく企業であることは間違いありません。

空調専業メーカーとして空調4要素を追求し続けることで、総合家電メーカーでは対抗できない技術力と開発力で世界をリードする「空気の技術」がダイキンの強み

ダイキン工業の強み「先端技術人材を自前育成する圧倒的な教育体制」

ダイキンの強みは、先端技術人材を自前育成する圧倒的な教育体制である

ダイキンの強みの2つめは、先端技術人材を自前育成する圧倒的な教育体制です。

ダイキンは2017年12月に社内大学「ダイキン情報技術大学(DICT)」を開校し、毎年約100人の新入社員をDX人材として育てています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは。。

  • デジタルの力を使いビジネスモデルに変革を起こすこと
  • 2021年6月に発表された政府の骨太方針2021にもDXの推進が盛り込まれるなど、普及に向けた取り組みがされている

AIやIoT分野が発展している現代は『DXへの取り組みは必要不可欠』です。
さまざまな企業がDXで自社事業の変革を目指したり、他の企業のDXをサポートするサービス事業を提供し始めています。

ちなみにIoTはInternet of Thingsの略であり、アイオーティーと読みます。
あらゆるものをインターネットにつなぐことを意味する言葉ですよ。

DICTの特徴は以下の通りです。

  • 入社後2年かけてAIやIoTなどの専門的知識を学ぶ。
  • 入学は希望制で技術職として入社する新入社員約300人から約100人募る。
  • 出社学部は関係なく全員が同じ講義を受ける。
  • 受講生は事業部での業務を2年間免除され勉強に専念する。
  • 1年目は基礎となる知識を座学や演習で学ぶ。
    AI・IoTに関しては大学院修士レベルであり、大阪大学の教授による講義もある。
  • 2年目は実地研修を行い、営業や製造、開発などの現場に数人のグループを派遣する。
    現場の課題解決に取り組ませることで1年目に学んだ知識を現場で活用する能力を養う。

特に特徴的なのは入社後2年間、会社の仕事をさせずに勉強に専念させることであり、ここからダイキンがDX人材の育成に力を入れていることがわかりますね。

社内大学をもつ企業は多くありますが、ほとんどの企業が仕事と勉強を両立させるスタイルです。

2年間もの間「働かない社員を雇い勉強に専念させることができる」ところにダイキンの強みがあります。

なお、ダイキンはDX人材の育成により以下を進めていく方針です。

  • 生産工程のスマート化や機器の故障予知、業務の効率化
  • ダイキンのコア技術、製品・サービスと組み合わせることによるイノベーション創出
  • エネルギー・環境問題の解決や産業・技術のさらなる発展に貢献

また、2021年6月7日に発表されたダイキンの戦略経営計画「FUSION25」においても経営基盤強化の1つに「変革を支えるデジタル化の推進」を明言。

2023年までに1500人のデジタル人材を育成することを宣言しています。

さらにダイキンはデジタル投資を大きく拡大し、多様化する顧客のニーズに適した価値提供を行うとともに、『デジタル技術開発のスピードアップ』を行うことを発表しています。

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出典:ダイキン 戦略経営計画「FUSION25」

先端技術人材が2020年時点で約5万人不足すると経済産業省が試算していた通り、現在さまざまな企業が先端技術人材の争奪戦をしています。

先端人材を獲得するために企業が行なっている施策の例

  • ソニー:2019年にAIなどの高度な技術を身につけた人材には新卒でも年収730万円を支払う施策を打ち出す
  • トヨタ:大学・大学院修了の技術職はIT系の割合を2021年の2割から4〜5割に拡大する

GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)も日本の新卒採用に力を入れ始めています。
2021年7月7日の日経新聞には「優秀な学生には高い年収を提示してIT人材を確保している」と掲載されています。

そんな中、ダイキンは「育てる戦略」をとることで人材不足の問題を克服し、さらにその人材を活用することで事業の変革によるさらなる成長を目指しています。

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出典:ダイキン 企業サイト

「人に基軸に置く経営」をコンセプトに、一人ひとりの成長の総和が企業の発展の基盤と考えるダイキンは社会の構造が大きく変わる現代から未来においても成長し続ける企業であると言えますよ。

一人ひとりの成長の総和が企業の発展の基盤であるとの考えから先端技術人材を自前育成する圧倒的な教育体制がダイキンの強み

空調専業により成長を続けるダイキンとは反対に、多角化により成長を続けるソニーの強みについて解説した以下の記事を読み、比較することで企業研究を深めてみましょう。

>>【ソニーの強み】なぜ業界トップなのか?図解でわかる企業研究

また日立製作所もソニーと同じく多角化を進めていますが、ソニーとは異なる戦略で世界トップを目指しています。

>>【日立製作所の強み】なぜ業界トップなのか?図解でわかる企業研究も参考にどうぞ。

ダイキン工業から内定獲得!イチオシの就活サイトを紹介

ダイキン工業から内定獲得!イチオシの就活サイトを紹介

最後に業界トップ企業を目指す就活生必見の『イチオシ就活サイト』を紹介しますね。

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イチオシ『厳選記事』

以下の記事でも就活に役立つ情報を詳しく解説していますので、読んで頂けると嬉しいです!

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【2023卒・2024卒必見】新卒におすすめの就活サイト!

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【24卒の就活はやばい?】やばいと言えない3つの理由を最新状況から解説

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【大学2年で就活を何もしてない人必見】大学2年でやるべき対策5つ!

まとめ 【ダイキン工業の強み】なぜ業界トップなのか?図解でわかる企業研究

この記事では日本を代表する空調メーカーであり、世界で唯一、空調と冷媒の両方を手がける空調業界のリーディングカンパニー、ダイキンの強みについて解説をしてきました。

結論

ダイキンの強みは以下の2つです。

  • ダイキンの強みの1つめは、空調専業メーカーとして空調4要素を追求し続けることで、総合家電メーカーでは対抗できない技術力と開発力で世界をリードする「空気の技術」である。
  • ダイキンの強みの2つめは、「一人ひとりの成長の総和が企業の発展の基盤である」との考えから先端技術人材を自前育成する圧倒的な教育体制である。

また、ダイキンの歴史やダイキンの家庭用エアコンの特徴についても説明してきました。

この記事がダイキンの強みの理解に少しでもお役に立てたなら嬉しいです。