「大学4年の10月から就活を始めても大丈夫?」「10月からでも内定を獲得できる?」と不安な人は多いですよね。
就活に出遅れてしまったなどの理由で10月以降に内定を目指す人はたくさんいます。
とはいえ、就活はすでに後半戦なのでじっくり対策する時間がないのも事実。
そこで、この記事では大学4年10月からの就活で最速内定を獲得する方法を詳しく解説します。
大学4年10月からの就活状況や内定をもらえない人の特徴も合わせて紹介していきますので、最後まで読んでみてくださいね。
この記事は以下の大学4年におすすめ!
- 大学4年10月からの就活状況を知りたい。
- 大学4年10月から就活を始めても大丈夫か知りたい。
- 大学4年10月から最速で内定を獲得する方法を知りたい。
月に5万人以上の就活生に読まれる当サイト運営者トシが『大学4年10月からの就活で最速内定する方法』を解説しますよ!
大学4年10月からの就活状況
最初に、大学4年10月からの就活状況を解説しますね。
大学4年10月はどれくらいの人が就活を始めているのか?どれくらいの人が内定を獲得しているのかを確認しておきましょう。
就活実施率
大学4年の10月の就活実施率について、内閣府が出している年度ごとの調査結果を見ていきましょう。
内閣府が出した就職・採用活動開始時期に関する調査結果によると、どの年度も大学4年10月は90%以上の人が就活を始めています。
つまり、大学4年の10月から就活を始める人は10人中1人よりも少ない。
10月から就活を始める人は、ほとんどいないと言えますね。
就職内定率
就職みらい研究所の調査結果から昨年の就職内定率を見てみると、10月時点で大学4年の93.8%が内定を獲得していることがわかります。
24卒は過去最高レベルの就職内定率なので、昨年と同じく9月時点で10人中9人以上が内定をもらう可能性が高いです。
よって、大学4年10月に内定をもっていない人は他の就活生よりも遅れているのは事実。
とはいえ、この時期からでもしっかり対策をすれば大丈夫です。
次の章では大学4年10月から就活を始めても大丈夫な理由を解説しますね。
大学4年10月から就活を始める人、内定をもっていない人もまだ間に合いますよ。
大学4年10月から就活を始めても大丈夫な理由3つ
次に、大学4年10月から就活を始めても大丈夫な理由を解説します。
大学4年10月から就活を始める人はぜひチェックしてくださいね。
大学4年10月から就活を始めても大丈夫な理由
- 10月以降に就職先を決める人が多い
- 採用数は昨年よりも増える
- 採用を続けている企業が多い
理由①10月以降に就職先を決める人が多い
大学4年10月から就活を始めても大丈夫な理由1つ目は、10月以降に就職先を決める人が多いからです。
厚生労働省が発表した令和4年3月大学等卒業者の就職状況より、昨年の就職率は以下の通り。
日付 | 就職先が決まっている人 |
10月1日 | 71.2% |
12月1日 | 83.0% |
2月1日 | 89.7% |
4月1日 | 95.8% |
10月時点で就職先が決まっている人は71.2%ですが、卒業時点では95.8%に増加。
つまり、4人に1人の大学4年が10月以降に就職先を決めています。
よって、10月から就活を始める人も大丈夫です。
内定を獲得するためにも諦めずに就活を続けていきましょう。
理由②採用数は昨年よりも増える
大学4年10月から就活を始めても大丈夫な理由2つ目は、採用数は昨年よりも増えるからです。
DISCOが発表した24卒の採用活動に関する調査結果より、24卒の採用数は昨年よりも増えることがわかります。
昨年よりも採用数を増やすと答えた企業は32.8%。
減らすと答えた企業は6.1%なので、24卒の就活は企業の採用意欲が高いことがわかりますね。
なお、就職みらい研究所の就職白書2023より大学4年3月の内定率は96.8%。
諦めずに就活を続けた人のほとんどが内定を獲得できる就活状況です。
大学4年10月から就活を始める人も十分間に合いますので、納得いくまで就活を続けましょう。
理由③採用を続けている企業が多い
大学4年10月から就活を始めても大丈夫な理由3つ目は、採用を続けている企業が多いからです。
DISCOの内定動向調査より、昨年は10月以降でも半分以上の企業が採用を継続。
卒業年度 | 採用を続けている企業 |
2023年卒 | 52.3% |
2022年卒 | 46.6% |
2021年卒 | 39.2% |
2020年卒 | 43.7% |
2019年卒 | 43.7% |
2018年卒 | 42.9% |
2017年卒 | 42.4% |
就活後半戦になっても採用を続けている企業はたくさんあります。
特に24卒は企業の採用意欲が高いので、さらに多くの企業が採用を続ける見込みです。
また、採用を続けているのは中小やベンチャーだけではなく大手企業も同じ。
大手企業も半分以上が採用を続けるので、大手志向の人も就活は間に合うと言えますね。
実際にマイナビ2023では、10月時点で4,000社以上の企業が積極採用していました。
とはいえ、この時期の就活は大手・優良企業を自分で見つけるのがめちゃくちゃ難しい。
なぜなら、大手・優良企業はマイナビのような求人サイトではなく就活エージェントで少人数に限定して採用するからですね。
よって、10月からの就活は次の章で紹介する『キャリアパーク就職エージェント』などの就活サービスを活用して効率的に内定を獲得していきましょう。
大学4年の10月から就活を始める人も大丈夫ですよ。
大学4年10月からの就活で最速内定を獲得する方法3つ
ここからは大学4年10月からの就活で最速内定を獲得する方法を解説していきます。
大学4年10月からの就活で内定を目指す人は次の方法を活用してくださいね。
大学4年10月からの就活で最速内定を獲得する方法
就活エージェントで厳選した企業を紹介してもらう
大学4年10月からの就活で最速内定を獲得する方法1つ目は、就活エージェントで厳選した企業を紹介してもらうことです。
登録すると内定までしっかりサポートしてくれるので、大学4年10月からの就活には必須。
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就活コミュニティで徹底的に選考対策する
大学4年10月からの就活で最速内定を獲得する方法2つ目は、就活コミュニティで徹底的に選考対策することです。
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大学4年10月からの就活で受けるべき企業を見分ける方法
続いて、大学4年10月からの就活で受けるべき企業を見分ける方法を解説します。
10月からの就活で選考に挑む企業を決めた後は、必ず企業の情報を調べるようにしましょう。
「早く就職先を決めたい」と焦ってしまうと、自分に合わない企業に入社してしまう可能性があるので注意。
次の方法を活用して、選考に進む前に企業の情報を確認しておきましょう。
- 口コミサイトで評判をチェックする
- 就職四季報で企業の基本情報を調べる
方法①口コミサイトで評判をチェックする
大学4年10月からの就活で受けるべき企業を見分けるために、まずは口コミサイトで企業の評判をチェックするようにしましょう。
口コミサイトを利用すれば実際に働いている人・働いていた人のリアルな意見を知ることができますよ。
たとえば、口コミサイト『OpenWork』でチェックできる項目の例は以下です。
- 組織体制・企業文化
- 働きがい・成長
- ワーク・ライフ
- 退職検討理由
ただし、個人の主観で書かれている口コミもあるので、1つの口コミだけを見て企業を評価しないように注意してくださいね。
口コミ全体をじっくり眺めて、どのように評価されているか、傾向を把握するようにしましょう。
方法②就職四季報で企業の基本情報を調べる
『就職四季報』を使って企業の基本情報を調べることもおすすめ。
就職四季報には次のような情報が掲載されていますよ。
- 3年後離職率
- 残業状況
- 有給休暇取得状況
- 女性採用状況
- 平均年収
- 業績
さまざまな企業の詳細なデータが網羅的に掲載されていますので、以下の基準値と見比べてみてくださいね。
企業情報 | 基準値 |
3年後離職率 | 大卒平均31.5%。低いほど良い (厚生労働省データ) |
残業時間 | 月45時間以上はNG (厚生労働省規定) |
有給取得率 | 全国平均58.3%。高いほど良い (厚生労働省データ) |
年間休日数 | 105日以下はNG (労働基準法による) |
平均年収 | 全国平均443万円。高いほど良い (国税庁データ) |
なお、企業の情報を見る時には「自分に合っている」という視点を持つことが大事。
たとえば、残業が少ない企業はホワイトなイメージがありますが、すべての人に残業が少ない企業が合っているわけではありません。
「残業をしてでも自分のスキルを磨きたい!」という人には、残業が多い企業の方が合っていることもあります。
仕事に求めているものは人それぞれ。
自分に価値観に合っている企業かチェックすることが大事ですよ。
10月からの就活で受ける企業の情報をあらかじめ調べるようにしてくださいね。
大学4年10月からの就活で内定をもらえない人の特徴5つ
最後に、大学4年10月からの就活で内定をもらえない人の特徴を紹介します。
内定をもらえない人の特徴を知ることで「内定を取る方法」が見えてきますので、ぜひチェックしてくださいね。
大学4年10月からの就活で内定をもらえない人の特徴
- 自己分析で自分の強みを洗い出せていない
- 業界・企業研究が不十分
- 会いたいと思わせるESが書けていない
- 面接対策がしっかりできていない
- 人気の大手企業ばかり受けている
特徴①自己分析で自分の強みを洗い出せていない
大学4年10月からの就活で内定をもらえない人の特徴1つ目は、自己分析で自分の強みを洗い出せていない人です。
自己分析でまず理解したいことは「自分の強みは何か」ということ。
自分の強みを洗い出した上で、志望する企業・職種で活かせる強みにフォーカスして自己PRを作るのが内定獲得のコツだからですね。
採用担当者は、自社との相性の良さや活躍可能性の高さを合格の基準にしています。
つまり、志望する企業・職種で活かせる強みをアピールしないと選考を通過できないことを知っておきましょう。
なお、自己PRでは自分の強みが発揮されたエピソードも合わせて伝えるようにしてください。
「なぜその強みがあると言えるのか」に説得力を持たせるには、具体的なエピソードが必要。
誰が聞いても「たしかに、その強みを持っていそうだな」と思えるエピソードを答えられるように準備してくださいね。
特徴②業界・企業研究が不十分
大学4年10月からの就活で内定をもらえない人の特徴2つ目は、業界・企業研究が不十分な人です。
業界・企業研究を通じて「業界の中でなぜ御社を志望するのか」という強い志望動機を自分の言葉で語れるようになりましょう。
そのためには、志望企業の事業内容や職種ごとの業務内容、求める人材を把握することが大事。
また、志望企業の競合他社の研究も行い、競合他社ではダメな理由を明確にすることで志望動機に説得力をつけることができますよ。
次に、自分の価値観や経験を元に以下をじっくり考えてみることが重要です。
- その会社で自分は何をしたいのか?
- なぜそれをしたいと思っているのか?
この2つを考えることで採用担当者に「なるほど、こういう性格でこういう経験をしてきた人だから自社を志望しているんだな」と納得してもらうことができます。
さらに、「御社でこういうことを成し遂げたい!」という将来のビジョンまで語ることができれば、他の就活生に差をつける熱意を伝えることができますよ。
特徴③会いたいと思わせるESが書けていない
大学4年10月からの就活で内定をもらえない人の特徴3つ目は、会いたいと思わせるESが書けていない人です。
先ほどお伝えした通り、質問事項としては「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」「自己PR」「志望動機」が定番。
どの質問においても以下を意識するようにしてくださいね。
- 正しく論理的に回答しているか?
- 志望企業にマッチしている人材だと伝えられているか?
- 熱意が込められているか?
正しく論理的に回答しよう!
ESでは質問に対して「結論ファースト」で答えることが大前提。
それに加えて文章がわかりやすく書かれていることが重要です。
自分を良く見せようと思って、難しい言葉を使ったり専門用語やビジネス用語を使うのは逆効果。
たとえば、自分の研究内容を説明する場合は「中学生が読んでも理解できるかな?」ということを意識しながら書くと良い文章になりますよ。
また、ESを書いた後は何度も読み返したり、誰かに読んでもらうことで「話に抜けはないか」「話が飛んでいないか」をチェックしてくださいね。
志望企業にマッチしている人材であることを伝えよう!
志望企業にマッチしている人材であることを伝えることも「会ってみたい」と思わせるためには重要。
新卒採用には100万円程度、コストがかかります。
せっかく採用した新卒が入社後すぐに退職してしまうことは、会社にとって大きな損失と言えますね。
よって、企業はESを通して「自社にマッチしている人材か」を確認しようとしています。
ミスマッチがないことを伝えるためにも、徹底的に自己分析と企業研究をしておきましょうね。
熱意を込めよう!
論理性と企業とのマッチ度の高さに加えて「絶対に入社したい!」という熱意を文章に込めることで会いたいと思わせるレベルのESになります。
また、一つひとつの文章が丁寧に作られているかも熱意を見るのに重要なポイント。
雑な文章では誰が読んでも熱意は感じられないので当然ですね。
なお、基本的なことですが、以下があると志望度が低いと思われるので注意です。
- 誤字脱字がある
- 空欄が多い
- 納期ギリギリ
細部までしっかりと仕上げることが企業から評価されるコツでもあります。
「ESをすぐに添削してほしい…」という人必見の無料サービスはこちらの記事を参考にどうぞ。
特徴④面接対策がしっかりできていない
大学4年10月からの就活で内定をもらえない人の特徴4つ目は、面接対策がしっかりできていない人です。
特に「面接が苦手…」という人は、徹底的に練習するようにしましょう。
繰り返しになりますが、面接練習では以下を意識してみてくださいね。
- 第一印象を良く見せるためにできることは何か?
- 質問の意図を理解して、結論と理由をシンプルに答えられるか?
- 丸暗記ではなく、自然体で答えられるか?
第一印象を良く見せよう!
面接では話す内容だけではなく、表情や姿勢などの視覚情報、声のトーンや大きさなど聴覚情報がかなり重要。
採用担当者に「この人はいい感じだな」「一緒に働きたいな」と思われることが面接通過の第一条件でもあります。
たとえば、猫背になってしまう人は意識して背筋を伸ばす。
声が小さい人は意識して聞こえやすい声の大きさにするなど「いい感じの自分」を出せるように練習してみてくださいね。
質問の意図を理解して結論と理由を答えよう!
面接では質問の意図を一瞬で理解して、結論とその理由をシンプルに答えることも大事です。
面接では時間をかけて質問の意図を考えることができないので、ESよりも難易度が高いと言えますね。
まずは、質問の意図を即座に理解する練習をしましょう。
質問の意図がつかめるようになった後は、結論とその理由をビシッと回答する練習もしてみてください。
なお、不安になって必要のないことまで話しすぎてしまう人がいますが、逆効果なので注意。
面接は質問に答える場ではなく面接官と会話する場だと考えることで、不自然に話しすぎたり変にアピールしすぎたりすることがなくなりますよ。
丸暗記ではなく自然体で答えよう!
面接では丸暗記ではなく自然体で答えることも重要ですね。
面接で話すことを暗記するだけではなく、それを自然体で答えられるようになるまで繰り返し練習しておきましょう。
「でも、面接練習する人がいない…」という人は『キャリアパーク就職エージェント』を活用するのがおすすめ。
丁寧に模擬面接をしてくれますので面接力をどんどん伸ばすことができますよ
なお、「面接に全落ちする人の特徴を知りたい」という人は、こちらの記事を読んでみてくださいね。
特徴⑤人気の大手企業ばかり受けている
大学4年10月からの就活で内定をもらえない人の特徴5つ目は、人気の大手企業ばかり受けている人です。
人気の大手企業や名前を知っている企業を手あたり次第に受けても、定員の何百倍、何千倍の学生が応募するので、内定を獲得するのは難しい。
また、人気の大手企業が自分がやりがいを持って働ける企業とは限りません。
大切なのは「人気の大手企業に入る」ということよりも「自分に合った企業に入って、自分にとってやりがいのある仕事をする」ということ。
しっかり自己分析をして自分がどのようなことに楽しさを感じるのか、どのように生きたいのかを考えるようにしてくださいね。
『OfferBox』では自分に合った企業からスカウトをもらうことができます。
ぜひ活用して自分に合った企業から内定を獲得してくださいね。
大学4年10月からの就活で内定をもらえない人の特徴を知ることで内定にグッと近づきますよ。
まとめ|大学4年10月からの就活でも内定を獲得できます!
この記事では大学4年10月からの就活で最速内定を獲得する方法を解説してきました。
繰り返しになりますが、大学4年10月から就活を始める人も大丈夫。
『大学4年10月からの就活で最速内定を獲得する方法3つ』を活用して諦めずに就活を続けていきましょう。
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