「公務員に全落ちしたらどうすればいい?」「これから民間就活を始めて内定を獲得できるの?」と気になっている人は多いですよね。
結論から言うと、公務員に全落ちした後に民間就活を始めた人でも内定を獲得することは可能です。
とはいえ、就活はすでに後半戦。
公務員試験後から民間就活を始める人は効率的に就活対策を行う必要がありますよ。
そこで、この記事では公務員試験に全落ちしてからの民間就活5ステップを解説していきます。
公務員に全落ちした人が知っておくべき最新の就活状況も合わせて紹介しますので、最後まで読んでみてくださいね。
この記事は以下の就活生におすすめ!
- 公務員に全落ちしたらどうすれば良いか知りたい。
- 公務員試験に落ちてからの民間就活の方法を知りたい。
- 就活後半戦から民間企業の内定を獲得したい。
月に5万人以上の就活生に読まれる当サイト運営者トシが『公務員試験に全落ちしてからの民間就活5ステップ』を解説しますよ!
結論
公務員試験に落ちてからの民間就活5ステップは以下の通り。
- 自己分析で自分の強みを洗い出す
- 会ってみたいと思わせるESを書く
- 納得度の高い志望動機を作る
- GD練習を徹底的に行う
- 面接練習を繰り返し行う
公務員に全落ちしたらどうする?
最初に、公務員に全落ちしたらどうするかを解説していきますね。
公務員に全落ちした人の選択肢は次の通り。
◾️公務員に全落ちした人の選択肢
- 就活で民間企業の内定を目指す
- 公務員浪人して来年の公務員試験を受ける
- 大学を留年する
- 大学院に進学する
- 民間企業に就職して公務員転職を目指す
公務員に全落ち後の選択肢①就活で民間企業の内定を目指す
公務員に全落ちした人の多くは就活に切り替えて民間企業の内定を目指します。
公務員試験と民間企業の選考は同時期に行われるので、すでに就活は後半戦。
この時期の就活状況を確認するために就職みらい研究所の就職白書2022より、8月以降に内定を持っている人の割合を見てみましょう。
- 8月:85.3%
- 9月:90.0%
- 10月:92.4%
- 12月:95.2%
- 3月:96.4%
これより8月以降に内定を持っている人はかなり多いことがわかりますね。
つまり、公務員を全落ちした後に就活を始める人は出遅れていることは事実。
企業探しから選考対策までサポートしてくれる『キャリアパーク就職エージェント』などを利用して、効率よく就活を進めるようにしましょう。
公務員に全落ち後の選択肢②公務員浪人して来年の公務員試験を受ける
公務員に全落ちした人の中には、公務員浪人して来年の公務員試験を受ける人もいます。
大学を卒業して公務員試験の対策をすることになるので、時間を十分に確保できるのがメリット。
「どうしても公務員になりたい!」という人は公務員浪人を選ぶ人が多いです。
とはいえ、同じように公務員浪人をして徹底的に勉強をしている人はたくさんいます。
公務員浪人しても合格できる保証はないので、リスクが高い選択肢と言えますね。
公務員浪人する人は公務員予備校に通うことを検討するのがおすすめ。
お金はかかってしまいますが、来年の公務員試験で一発合格するのが最もコスパが良いですよ。
公務員に全落ち後の選択肢③大学を留年する
大学を留年することも公務員を全落ちした後に選べる選択肢の1つ。
留年することで、1年かけてしっかり就活対策ができるのがメリットと言えますね。
また、公務員を諦めきれない人は再チャレンジすることもできますよ。
一方、デメリットとしては学費が余分にかかってしまうこと。
来年の公務員試験を受ける人は、公務員浪人と同じく受かる保証がないのもリスクです。
十分に考えた上で留年するかどうかを決めるようにしてくださいね。
公務員に全落ち後の選択肢④大学院に進学する
公務員に全落ちした人の中には大学院に進学する人もいます。
学部と同じ大学院への進学であれば入学金を免除されたり、入試が優遇される場合がありますね。
入試は9月・10月ごろが多いので、公務員を全落ちしたタイミングからでも間に合う人が多いです。
とはいえ、文系の人は大学院に進学することで民間企業に就職しづらくなる可能性があるので注意。
「大学院でやりたいことがある」という人以外は選ばない方が良いと言えますね。
一方、理系の人はそもそも大学院に進学する人が多く、企業も大学院生を採用する傾向があるので比較的選びやすいです。
当然、学費はかかってしまいますが、民間企業を狙う人は考えてみても良いでしょう。
なお、文系・理系ともに大学院に通いながら公務員試験を目指すのは簡単ではないです。
公務員を諦めきれない人は、大学院の研究と公務員試験対策を両立する意志が必要ですよ。
公務員に全落ち後の選択肢⑤民間企業に就職して公務員転職を目指す
公務員に全落ち後の選択肢5つ目は、新卒で民間企業に就職して数年後の公務員転職を目指すことです。
社会人でも新卒と同じく一般枠で受験可能。
年齢条件は各自治体や省庁により異なりますが、30歳前後までチャレンジできますよ。
また、民間企業に就職すれば職務経験がある人を対象とした経験者枠での採用も目指せます。
よって、「会社の給与を使って公務員試験の対策をしたい」という人は1度民間企業に就職することを検討してくださいね。
公務員に全落ちした人は、どの進路を選ぶのかを決めることから始めましょう。
公務員に全落ちする人はどれくらいいる?
次に、公務員に全落ちする人はどれくらいいるのかを解説します。
公務員試験に再チャレンジするのか、民間企業の内定を目指すのかを考える参考にしてくださいね。
公務員に全落ちする人の割合|国家公務員の場合
まずは国家公務員に全落ちする人の割合を見ていきましょう。
2022年度総合職試験(大卒程度試験)では13,674人が受験し、最終合格者が1,255人。
合格率は9%でした。
つまり、合格できたのは10人中1人以下。
10人中9人以上が国家公務員に落ちています。
また、2022年度一般職試験(大卒程度試験)では23,711人が受験し、最終合格者が6,099人。
合格したのは4人に1人程度なので、総合職と同じく全落ちした人が多いと言えますね。
国家公務員を目指す人のほとんどが全落ちしていることを知っておきましょう。
公務員に全落ちする人の割合|地方公務員の場合
続いて、地方公務員に全落ちする人の割合を見ていきましょう。
総務省の「競争試験における受験者数、合格者数、採用者数、競争率の推移」より、令和2年度の市区採用では171,563人が受験し、最終合格者は18,274人。
合格率は11%なので、合格できたのは10人中1人程度でした。
つまり、10人中9人程度は地方公務員に全落ちしています。
国家公務員と同じく、地方公務員に合格するのも難しいと言えますね。
公務員に全落ちする人はめちゃくちゃ多いです。
民間就活も候補の1つとして考えてみてくださいね。
公務員試験に全落ちしてからの民間就活5ステップ
ここからは、公務員試験に全落ちしてからの民間就活5ステップを解説します。
民間企業への内定を目指す人は次のステップで就活を進めていきましょう。
◾️公務員試験に全落ちしてからの民間就活5ステップ
- 自己分析で自分の強みを洗い出す
- 会ってみたいと思わせるESを書く
- 納得度の高い志望動機を作る
- GD練習を徹底的に行う
- 面接練習を繰り返し行う
民間就活ステップ①自己分析で自分の強みを洗い出す
民間就活で内定を獲得するには、自己分析で自分の強みを洗い出すことが重要です。
自己分析でまず理解したいことは「自分の強みは何か」ということ。
なぜなら自分の強みを洗い出した上で、志望する企業・職種で活かせる強みに合わせて自己PRを作るのが内定獲得のコツだからですね。
採用担当者は「自社とミスマッチがない人材か」「活躍できそうな人材か」を合格の基準にしています。
つまり、志望する企業・職種で活かせる強みをアピールすれば選考通過にグッと近づきますよ。
なお、自己PRでは自分の強みが発揮されたエピソードも一緒に伝えると高評価をもらえます。
「なぜその強みがあると言えるのか」に説得力を持たせるには、具体的なエピソードが必要。
誰が聞いても「たしかに、その強みを持っていそうだな」と思えるエピソードを答えられるように準備してくださいね。
自己分析には逆求人サイトの『OfferBox』や『キミスカ 』が提供している自己分析ツールを活用するのがおすすめです。
民間就活ステップ②会ってみたいと思わせるESを書く
ES(エントリーシート)は民間就活の最初の関門。
通過しないと当然面接にも呼ばれないので、しっかり対策をしておきましょう。
質問事項としては「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」「自己PR」「志望動機」が定番。
どの質問においても以下を意識するようにしてくださいね。
- 正しく論理的に回答しているか?
- 志望企業にマッチしている人材だと伝えられているか?
- 熱意が込められているか?
「ESをすぐに添削してほしい…」という人必見の無料サービスはこちらの記事を参考にどうぞ。
民間就活ステップ③納得度の高い志望動機を作る
志望動機は使い回しができないので、しっかり対策しているかどうかで差がつきます。
まずは「なぜ競合他社ではなく、御社を志望するのか」を自分の言葉で語れるようになりましょう。
そのためには、企業の事業内容や職種ごとの業務内容、企業の求める人材を把握することが大事。
また、企業の競合他社の研究も行い、競合他社ではダメな理由を明確にすることで志望動機に説得力をつけることができますよ。
次に、自分の価値観や経験を元に以下をじっくり考えてみることが重要です。
- その会社で自分は何をしたいのか?
- なぜそれをしたいと思っているのか?
この2つを考えることで採用担当者に「なるほど、こういう性格でこういう経験をしてきた人だから自社を志望しているんだな」と納得してもらうことができます。
さらに、「御社でこういうことを成し遂げたい!」という将来のビジョンまで語ることができれば、他の就活生に差をつける熱意を伝えることができますよ。
民間就活ステップ④GD練習を徹底的に行う
GD(グループディスカッション)は選考の序盤に行われることが多く、人気企業では面接に進む前の足切り目的で実施されるのが一般的。
公務員を目指してきた人の中には「GDの経験がない…」という人もいると思いますが、練習しておくことで対策できる選考でもあります。
反対に、練習をせずに自分の得意な立ち位置やGDの進め方がわからないまま挑むと何もできずに終わってしまうので注意。
GDに受かる人の特徴は以下の通りです。
- コミュニケーション能力が高い
- チームをリードする力がある
- アウトプットに貢献できる
GDの練習ができる就活サービスをまとめた記事はこちらをご覧ください。
民間就活ステップ⑤面接練習を繰り返し行う
面接が苦手という人も多いですが、GDと同じく練習量で差がつくところでもあります。
(ほとんどの人は練習しないで本番に挑むので。)
面接練習では以下を意識してみてくださいね。
- 第一印象を良く見せるためにできることは何か?
- 質問の意図を理解して、結論と理由をシンプルに答えられるか?
- 丸暗記ではなく、自然体で答えられるか?
「でも、面接練習する人がいない…」という人は『キャリアパーク就職エージェント』を活用しましょう。
丁寧に模擬面接をしてくれますので、面接力をどんどん伸ばすことができますよ。
公務員に全落ちした後に民間就活を始める人はぜひ参考にしてくださいね。
【公務員に全落ちした人必見】最速で民間内定を獲得する方法3つ
ここからは、公務員に全落ちした人必見の最速で民間内定を獲得する方法を解説していきます。
民間企業の内定を目指す人は、内定獲得に特化した就活サービスを活用することが重要。
複数のサイトを活用して効率的に就活を進めていきましょう。
◾️公務員に全落ちした人が最速で民間内定を獲得する方法
- 就活エージェントで厳選した企業を紹介してもらう。
- 就活コミュニティで徹底的に選考対策する。
- 逆求人サイトで自分に合った企業からスカウトをもらう。
民間内定を獲得する方法①就活エージェントで厳選した企業を紹介してもらう
公務員に全落ちした人が民間内定を獲得する方法1つ目は、就活エージェントで厳選した企業を紹介してもらうことです。
登録すると内定までしっかりサポートしてくれるので、就活後半戦には必須。
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民間内定を獲得する方法②就活コミュニティで徹底的に選考対策する
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民間内定を獲得する方法③逆求人サイトで自分に合った企業からスカウトをもらう
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まとめ|公務員に全落ちした人は民間就活で内定を目指そう!
この記事では公務員試験に全落ちしてからの民間就活5ステップを解説してきました。
結論
公務員試験に落ちてからの民間就活5ステップは以下の通り。
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公務員に全落ちした後に民間企業の内定を目指す人は、効率的に就活を進めることが重要です。
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