企業研究

【凸版印刷の弱み】印刷業界は今後どうなる?図解でわかる企業研究

【凸版印刷の弱み】印刷業界は今後どうなる?図解でわかる企業研究
<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。また商品についての口コミはお客様の声の一部を掲載しています。

この記事では凸版印刷の弱みを印刷業界や凸版印刷の動向をもとに、図解を使いながらわかりやすく解説します。

凸版印刷は創業から120年の歴史を持つ印刷業界1位のリーディングカンパニーであり、印刷事業を進化させた多様な事業を手がける今注目の企業です。

以下のような人におすすめ!

  • 凸版印刷に就職したい。
  • 印刷業界の動向が気になる。
  • 凸版印刷の弱みを知り、企業研究を深めたい。

月に5万人以上の就活生に読まれる当サイト運営者トシが『凸版印刷の弱み』を紹介しますよ!

結論

凸版印刷の弱みをまとめると以下の通り

データは以下を参照しています。

さらに、日経ビジネスや日経XTECHなどのビジネス向け経済誌得た情報も加えながら、それぞれの弱みについて詳しく解説していきます。

また、凸版印刷の立ち位置も他業界のトップ企業と比較しながら、わかりやすく説明していきます。

凸版印刷の弱み①祖業である印刷産業の縮小

凸版印刷の弱みは印刷産業が縮小傾向にあること

凸版印刷の弱みは、祖業である印刷産業の縮小です。

印刷産業は出版物のデジタル化や出版不況により縮小傾向にあり、印刷産業の出荷額は年率1.5%ずつ減少しています。

凸版印刷の弱みは印刷産業が縮小傾向にあること

凸版印刷の中期経営計画(2021年5月14日)においても紙媒体は減少傾向が継続すると発表されており将来の需要を見据え、適正な生産体制をつくることを宣言しています。

印刷業界の景気の良し悪しは、広告主である各企業の広告費の大小に左右されます。

つまり、広告主である各企業の景気が悪くなると、コスト削減により真っ先に広告費が削られるため、印刷業界の景気も悪くなる傾向があります。

特に近年のリーマンショックや東日本大震災、新型コロナウイルスにより各企業のコスト削減が加速。

一度削減されたコストはなかなか元には戻らないため、今後印刷産業が上昇トレンドになる可能性は極めて低いと考えられます。

印刷産業の縮小に対する凸版印刷の対策

凸版印刷はこの市場の減少傾向をとらえ、早くから新たな事業の開拓や海外企業のM&Aを進めています。

また構造改革も推進しており、中期経営計画(2021年5月14日)では生産拠点の再構築や生産性・収益性の向上があげられています。

しかし、構造改革の推進は2000年に定められた「TOPPAN VISION 21」をもとに、従来から目標としてあげられていますが、目立った成果は得られていません。

凸版印刷の弱みは低利益傾向であること

比較として、同じく業界トップである各企業の2021年3月期決算での営業利益率は以下の通りです。

  • 【医療機器業界】オリンパス:11.2%
  • 【電機業界】ソニー:10.8%
  • 【自動車業界】トヨタ:8.1%

凸版印刷の4.0%よりも高い利益率を確保していることがわかります。

この低い利益率も凸版印刷の弱みであり、今後いかに上げていくことができるかが将来性・成長性への大きな課題となります。

祖業である印刷産業の縮小と変わらない低利益傾向が凸版印刷の弱み

凸版印刷の弱み②リスクを取らない経営体質

凸版印刷の弱みはリスクを取らない経営体質であること

凸版印刷の弱みは、リスクを取らない経営体質です。

近年、環境意識の高まりにより、各国・各企業がカーボンニュートラル(脱炭素)に向けて大きく動き始めました。

凸版印刷と他の業界トップ企業との比較

例えば自動車業界においてはトヨタが自動車の電動化による脱炭素の取り組みとして、HV(ハイブリット車)、PHV(プラグインハイブリット車)、EV(電気自動車)、FCV(燃料電池自動車)のフルラインナップ化を進めています。

その実現に向けて、トヨタは莫大な研究開発費を投入しており、2020年3月期では1.1兆円を投資しています。

またソニーにおいても電機業界1位の研究開発費を投入しており、研究開発比率は7.2%と成長に向けた積極的な将来への投資を行なっています。

オリンパスも同様に積極的な成長投資とともに、グローバルトップクラスの医療機器メーカーになることを目指し事業再編を加速させています。

2021年6月4日には2021年1月に売却したカメラ事業に引き続き、祖業である顕微鏡などを含む科学事業の売却も検討していることが発表されました。

凸版印刷の弱みはリスクを取らない経営体質であること

このように各業界のトップ企業がリスクを取りながら、成長に向けた動きを加速させている中、印刷業界トップの凸版印刷には目立った動きはありません。

安定しているとも捉えられますが、変革が進む世の中で、リスクを取らないことが将来のリスクになる可能性もあります。

また印刷業界の競合企業である大日本印刷も研究開発費率は2.4%と低いです。

印刷業界大手の2強がお互いを見ながら経営戦略を立てていると考えられますので、先に大きく動き出せない状況にあることも弱みの1つと言えるでしょう。

印刷業界2強のにらみ合いによりリスクを取らない・取れない経営体質にあることが凸版印刷の弱み

【凸版印刷の強み】なぜ業界トップなのか?図解でわかる企業研究をあわせて読むことで凸版印刷をより深く理解することができます。

また【凸版印刷の採用大学】就職難易度・採用人数は?グラフでわかる企業研究では採用大学・採用人数・就職難易度を解説していますので参考にどうぞ。

凸版印刷から内定獲得!イチオシの就活サイトを紹介

凸版印刷から内定獲得!イチオシの就活サイトを紹介

最後に業界トップ企業を目指す就活生必見の『イチオシ就活サイト』を紹介しますね。

すべて無料ですので、どんどん活用して内定獲得を目指しましょう!

『逆求人サイト』OfferBox/キミスカ /dodaキャンパス

『逆求人サイト』OfferBox/キミスカ /dodaキャンパス

逆求人サイトは企業からスカウトがくる『就活をめちゃくちゃ楽にしてくれる』便利な就活サイトです。

サイト名OfferBoxキミスカdodaキャンパス
参加企業数10,000社以上950社8,500社
就活生利用数3人に1人4人に1人5人に1人
適性検査適性検査251問適性検査150問適性検査23問
費用無料無料無料
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る
逆求人サイトとは
  • プロフィールを登録しておくことで企業からスカウトが届く就活サイト
  • プロフィールを評価してくれた企業からスカウトがくるので内定につながりやすい
  • 自分で企業探しするよりも効率的にエントリーを増やすことができる

特に以下に当てはまる人は詳細をチェックしてみてくださいね。

  • 自分のことを評価してくれる企業に出会いたい。
  • 自分に合った企業のエントリー(持ち駒)を自動で増やしたい。
  • CMをしている有名企業しか知らない。
  1. OfferBox
    →業界1位。就活生の『3人に1人』が登録。参加企業『10,000社以上』。経済産業省やニトリも参加。大学生協イチオシ。
  2. キミスカ
    →業界2位。大手グループ会社が参加。最高精度の『適性検査』で自己分析をサポート。
  3. dodaキャンパス
    →業界3位。教育大手のベネッセが運営。オファー受診率『99%』、オリコン顧客満足度『1位』。

上記3社から気になるサイトを選んでも良いですし、もちろん併用してもOKです。

例えば「1番人気のあるサイトだけ登録しておこう」という人は『OfferBox』だけを利用。

「無料だから全部使っておこう」という人は「3つとも利用してみる」など使い方は自由です。

3つのサイトを併用すれば色々な業界の大手から中小・ベンチャー企業まで幅広くスカウトをもらうことができますよ。

また、3つのサイトは精度の高い「自己分析ツール」を提供していますので、どんどん活用して自己分析を進めていきましょう。

▼OfferBoxの口コミはこのような感じ。

OfferBoxは3人に1人の就活生が利用しています。
逆求人サイトの利用は当たり前になってきていますね。

OfferBoxの公式サイトはこちら
→『https://offerbox.jp

OfferBoxの評判・口コミをまとめた記事を書きましたので、ぜひ読んでみてくださいね。

逆求人サイトおすすめ3社について徹底比較したい人はこちらを参考にどうぞ。

『就活サービス』digmee(ディグミー)

『就活サービス』digmee

LINEで就活ができるdigmeeは『グループディスカッション(GD)で無双できるようになる』体験型就活サービスです。

毎週開催されている無料オンラインイベントの中でもGD練習会の評判がとにかく高いので「GDが不安…」という人におすすめですよ。

またGD練習だけではなく情報収集からES・面接対策もLINEでできるので、スキマ時間に効率的に就活できてしまいます。

特に以下に当てはまる人はdigmeeの公式LINEをチェックしてみてくださいね。

  • LINEでサクサク就活を進めたい。
  • GDがとにかく苦手。練習したい。
  • 就活を何から始めたら良いのかわからない。
  • digmee
    →LINEで就活ができる次世代就活サービス。GD練習会で丁寧なフィードバックをもらえるので実力を伸ばせる。

▼口コミはこのような感じ。

digmeeは30秒で登録OK!LINEだけで色々なサービスを受けられますよ。

digmeeの公式LINEはこちら
→『https://aura-mico.jp

digmeeの評判・口コミが気になる人はこちらの記事をご覧ください。

『就活コミュニティ』irodasSALON (イロダスサロン )

『就活コミュニティ』irodasSALON

irodasSALONは就活のプロが『内定まで強力サポートしてくれる』お役立ち就活サービスです。

毎月40回以上開催されているセミナーでは自己分析ESGD面接対策ができますので就活力を上げたい人に特におすすめ。

また他の就活生とも交流できるので就活の仲間作りにベストですよ。

特に以下に当てはまる人は公式サイトをチェックしてみてくださいね。

  • ひとりで就活を進めるのが不安。
  • ES・GD・面接対策の方法がわからない。
  • 早く内定を取って安心したい。
  • irodasSALON
    →コミュニティ型就活支援サービス。内定率『98%』、満足度『95%』。丁寧な選考サポートで内定まで徹底サポート。

▼口コミはこのような感じ。

「ひとりで就活を進めるのが不安」という人にぴったりのサービスですよ。

irodasSALONの公式サイトはこちら
→『https://irodas.com

irodasSALONの評判・口コミをまとめた記事を書きましたので、ぜひ読んでみてくださいね。

「就活をサポートしてほしい!」という人はおすすめの就活エージェントをまとめた記事を参考にどうぞ。

イチオシ『厳選記事』

以下の記事でも就活に役立つ情報を詳しく解説していますので、読んで頂けると嬉しいです!

▼おすすめの就活サイトを知りたい人はこちら。

>>新卒におすすめの就活サイト

▼早期内定を獲得したい人にはこちら。

>>早期選考を行う企業一覧

▼大学4年で就活を何もしてない人はこちら。

>>大学4年で就活を何もしてない人が今すぐやるべき対策

▼大学3年で就活を何もしてない人はこちら。

>>大学3年で就活を何もしてない人が今からやるべき対策

▼大学2年で就活を何もしてない人はこちら。

>>大学2年で就活を何もしてない人がやるべき対策

まとめ:凸版印刷の弱み

この記事では印刷業界最大手である凸版印刷の弱みについて解説してきました。

結論

凸版印刷の弱みをまとめると以下の通り

また、凸版印刷の立ち位置も他業界のトップ企業と比較しながら説明してきました。

この記事が凸版印刷の弱みの理解に少しでもお役に立てたなら嬉しいです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

また別の記事でお会いしましょう!