この記事では就活で絶対に必要な「自己PR」に使える『企業が求める28の長所・強み』を一覧で解説します。
就活において自己PRはめちゃくちゃ重要。
とはいえ、どのような自己PRでも企業から評価されるわけではありません。
『企業が求める長所や強み』を理解した上で自己PRを作れば内定を獲得できる可能性がグッと上がりますので、最後まで読んでみてくださいね。
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- 就活の自己PRに使える長所一覧を見たい。
- 自己PRで使うキーワード探しに悩んでいる。
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結論
企業が求める長所・強みランキングTOP10は以下の通り。
【長所一覧】企業が求める28の長所・強みランキング
さっそくですが、就活生が自己PRで使える『企業が求める28の長所・強み』を紹介していきますね。
ダイヤモンド就活ナビが発表した「採用・就職活動の総括」を元にランキング形式で一覧にします。
それぞれの長所・強みをアピールする学生の割合も併せて載せていますので企業と学生のギャップも確認しておきましょう。
順位 | 長所・強み | 重視する企業の割合 | アピールする学生の割合 |
1 | コミュニケーション力 | 83.9% | 34.3% |
2 | 仕事への意欲・興味 | 61.1% | 39.4% |
3 | 協調性 | 58.4% | 28.6% |
4 | 行動力 | 58.2% | 39.2% |
5 | 粘り強さ・責任感 | 54.3% | 48.1% |
6 | 誠実さ・信頼感 | 54.3% | 29.0% |
7 | 向上心 | 51.3% | 31.4% |
8 | ストレス耐性 | 50.1% | 7.8% |
9 | 熱意 | 47.4% | 24.6% |
10 | 考察力・論理的思考力 | 46.0% | 17.1% |
11 | 企業への意欲・興味 | 44.5% | 30.6% |
12 | マナー・礼儀 | 43.0% | 13.6% |
13 | 基礎学力 | 40.3% | 7.4% |
14 | リーダーシップ | 34.5% | 26.7% |
15 | 好奇心 | 26.4% | 18.0% |
16 | 創造性 | 18.1% | 5.3% |
17 | 専攻・専門知識 | 17.8% | 20.0% |
18 | 分析力 | 17.6% | 15.0% |
19 | 独自性・個性 | 16.9% | 9.9% |
20 | 応用力 | 16.4% | 3.4% |
21 | アルバイト体験 | 14.9% | 42.6% |
22 | 表現力 | 14.9% | 5.8% |
23 | 在籍校 | 12.7% | 1.6% |
24 | サークル活動体験 | 10.0% | 31.4% |
25 | 在籍学部 | 9.8% | 4.2% |
26 | 保有資格 | 7.1% | 9.7% |
27 | 留学体験 | 4.2% | 10.8% |
28 | ボランティア活動体験 | 1.0% | 9.7% |
企業が求める長所・強みのTOP10は次の通りです。
この10個の長所・強みからキーワードを選べば企業に評価される自己PRができるのでぜひ活用してみてくださいね。
『コミュニケーション力』は83.9%の企業が重要と回答していますが、アピールする学生は34.3%と大きなギャップがあります。
会社で仕事をする中では必ず誰かとコミュニケーションを取りながら進める必要があるので、どこに就職したとしてもコミュニケーション力は欠かせません。
ただし「私の長所はコミュニケーション力です」と直球でアピールするよりも面接官との会話を通じて『コミュニケーション力の高さを感じさせる』ようにしましょう。
また学生の42.6%がアルバイト、31.4%がサークル活動体験をアピールしていますが、重視する企業は10%程度となっています。
「アルバイトで売上を2倍にした」「サークルのリーダーとして100人をまとめた」などのエピソード自体は企業からほとんど評価されません。
アルバイトやサークルの体験を通して「何を学んで、どう成長したか」まで深掘りすることが大事ですよ。
企業が求める28の長所・強みを一覧で確認しておきましょう。
就活で使える長所・強みランキングTOP10
企業が求める長所・強みがわかったところで、ここからはランキングTOP10をそれぞれ詳しく解説していきます。
「なぜ企業からの評価に高いのか」「どのようにアピールすれば良いのか」をお伝えするので自己PRの参考にご覧くださいね。
1位 コミュニケーション力
企業が求める長所・強みの1位は『コミュニケーション力』です。
コミュニケーション力は良い人間関係を作ったり、自分の考えを他の人に伝えるために必要な能力です。
会社で仕事をする以上、組織の一員として必ず誰かと関わりながら仕事をしますので「伝える力」「聴く力」「質問する力」をもっていることが重要になります。
- 自分の意見をはっきりと伝えることができる
- 相手の話に関心を持って最後までしっかり聞ける
- 質問が上手く、相手の話を引き出せる
自分がこのような人材であることを面接官に感じさせることができれば企業に好印象を与えられますよ。
2位 仕事への意欲・興味
企業が求める長所・強みの2位は『仕事への意欲・興味』です。
仕事で大きな成果を上げるためには意欲や興味の高さが欠かせません。
また意欲が高い社員は周りにも良い影響を与えて組織を活性化させますので、会社全体の成果を上げられる人でもあります。
- 行動を起こすのが誰よりも早い
- 何にでも興味をもって取り組める性格
- 情熱をもって物事に取り組んだ経験
などをアピールできれば企業から高く評価されますよ。
3位 協調性
企業が求める長所・強みの3位は『協調性』です。
会社での仕事は周囲の人と関わりながら進めていく必要があるため周りの人に合わせる協調性が重要です。
「自分の好き勝手に行動する人」は組織の中では評価されません。
- チームで何かを成し遂げた経験
- 誰とでもすぐに打ち解けられる性格
- いつも笑顔で人と接するように心がけている
など、協調性の高さをアピールすることで企業に好印象を与えられますよ。
4位 行動力
企業が求める長所・強みの4位は『行動力』です。
行動力の高い人は目標を達成するために自主的に動くことができるフットワークの軽さがあります。
失敗を恐れない強さがあるので成果を出せる可能性が高い人でもあります。
- 好奇心旺盛であること
- 失敗を恐れずにチャレンジした経験
- ポジティブな性格
などをアピールすることで行動力の高さを伝えるようにしましょう。
5位 粘り強さ・責任感
企業が求める長所・強みの5位は『粘り強さ・責任感』です。
仕事で成果を出すためには「最後までやり切る」ことが必要不可欠ですので、粘り強さや責任感がある人は高く評価されます。
難しい仕事やトラブルが発生した時も決して投げ出さず、粘り強く取り組める人が企業から求められていますよ。
- 諦めずにやり遂げた経験
- 地道な努力をコツコツ続けてきた経験
- 負けず嫌いの性格
などで粘り強さや責任感をアピールするようにしましょう。
6位 誠実さ・信頼感
企業が求める長所・強みの6位は『誠実さ・信頼感』です。
組織の中でうまく仕事を進めていくには「誠実」であることが重要です。
誠実な人は同僚や上司から厚い信頼を得られますので、周りの協力を得ながら大きな成果を出すことができます。
- 相手に嫌な想いをさせないように心がけていること
- 自己中心的ではなく相手の気持ちに考えて行動した経験
- 約束は必ず守る。時間は必ず守る。
など、誠実であることをアピールできれば企業から高く評価されますよ。
7位 向上心
企業が求める長所・強みの7位は『向上心』です。
「どうすればよりよい仕事ができるのか」など向上心をもって仕事に取り組める人は成長が早いです。
自主的に勉強をしたりスキルを磨くなど努力を欠かさないため、優秀な人材として高く評価されることになります。
- 目標に向かって努力した経験
- 失敗やミスを活かして自分の成長につなげた経験
- 他の人のアドバイスや指摘を素直に受け止められる性格
などで向上心の高さを伝えるようにしましょう。
8位 ストレス耐性
企業が求める長所・強みの8位は『ストレス耐性』です。
能力が高くてもストレスにうまく対応できない人は仕事で成果を出せず、休職や離職をしてしまうリスクが高いと言えます。
- 常に前向きに行動できる
- 楽観的で小さなことにくよくよしない性格
- 逆境を乗り越えた経験
などをアピールすることでストレス耐性の高さを伝えることができますよ。
9位 熱意
企業が求める長所・強みの9位は『熱意』です。
熱意を持って物事に取り組める人は常に創意工夫をすることで成功への道を切り開くことができます。
「こうしたらどうなるか」「次はこうしよう」と工夫を凝らすことで、どんな仕事でも成果を出せるタイプの人でもあります。
- 自分になりに工夫して物事を成し遂げた経験
- 周りを引っ張ったリーダーの経験
- 前向きで明るい性格
など、熱意の強さをアピールすることで企業から高評価をもらうことができます。
10位 考察力・論理的思考力
企業が求める長所・強みの10位は『考察力・論理的思考力』です。
考察力や論理的思考力が高い人は周りとは違うアイディアや視点でこんな状況を打破する力を持っています。
仕事をする上では頭の回転が速い人ほど「仕事ができる人」と認識され、昇格が早い傾向があります。
- 論理的な話の構成
- 自己分析の深さ
- 失敗を分析し自分の成長に活かした経験
などを面接官との会話で印象付けることで良い印象を与えることができますよ。
続いて、自分の長所や強みを簡単に見つける方法を紹介していきますね。
就活生向け自己PRに使える長所・強みの探し方
企業が求める長所・強みを一覧で紹介しましたが「自分の長所・強みの見つけ方がわからない。。」という人は多いのではないでしょうか?
就活サイトが提供している『自己分析ツール』を使えば長所・強みが簡単にわかりますのでぜひ活用してくださいね。
自己分析ツールは複数の質問に答えるだけで詳細な診断結果がもらえる便利ツールですよ。
OfferBox「適性検査AnalyzeU+」
OfferBoxの『適性検査AnalyzeU+ 』では251の質問に答えることで、自己分析で見落としがちな「他人には見えているけど自分で気づいていない自分自身」を知ることができます。
AnalyzeU+の診断結果は「社会人基礎力 11項目」「次世代リーダー力 14項目」の計25項目で表示され、特に点数が高かったものは星印がついています。
星印の項目は他の人と比べて特に優れた『自分の長所・強み』なので、簡単に自己PRを作ることができますよ。
また「適性診断360度」という他己分析ツールを使うこともできます。
LINEを使って友達や親に自分の評価を依頼することができ、AnalyzeU+の診断結果と併せてグラフで表示されるのでわかりやすいですね。
自分の長所・強みを知るきっかけとしてぜひ活用してみてくださいね。
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OfferBox(オファーボックス)の評判をまとめた記事を作りましたので、実際に利用した声を知りたい人は参考にご覧ください。
キミスカ「適性検査」
『キミスカ適性検査 』では150の質問に答えることにより「自分の長所・強みだけではなく性格・職務適性や短所」までわかってしまうツールです。
次のような高精度な診断結果がもらえるので自分の長所・強みが明確になりますよ。
「9.人物像及び人材活用に関するコメント」には
事業企画や商品企画といった新しく何かを生み出すような仕事で、能力発揮できる可能性がある。
といった適正のある仕事まで書いてくれているのも良いポイントです。
自分の長所・強みがわからない人は一度利用してみてくださいね。
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就活で長所・強みを聞かれる理由
就活では必ずと言って良いほど長所・強みを質問されます。
「なぜ長所や強みを聞くのか」を理解していないと的外れな回答をすることになりますので、長所・強みを聞く理由も知っておきましょう。
理由①「自分のことをあらゆる角度から分析できているか」を確認するため
就活で長所・強みを聞かれる1つ目の理由は「自分のことをあらゆる角度から分析できているか」を確認するためです。
自分の長所について質問することで面接官は『自己分析の深さ』を判断しようとしています。
過去を振り返り、自分の長所や短所をしっかり理解した上で今の自分に活かしている人は仕事でも活躍できる可能性が高いので、企業から高く評価されます。
また自己分析で自分の価値観を理解できている人の言葉には自然と説得力が出ますので企業に「採用したい!」と思わせることができますよ。
反対に自分のことを理解していない人に熱く志望動機を語られても「ほんとに?」と面接官は疑問に思うでしょう。
理由②「求める人材とマッチしているか」を確認するため
就活で長所を聞かれる2つ目の理由は「求める人材とマッチしているか」を確認するためです。
面接官は長所を質問することで「自社に合った人材か?」「自社で活躍できる人材か?」を判断していますよ。
企業の採用ページや説明会で『志望企業の求める人材』は必ずチェックし、求める人材に合った長所をアピールするようにしましょう。
『志望企業の求める人材』と自分がアピールしたい長所が離れていると内定をもらうのは難しいので注意です。
志望企業に合わせた長所でアピールする戦略性も必要になるので、自分の長所をしっかり理解しておくことが大事ですよ。
まとめ|自己PRに使える長所一覧をチェックしよう!
この記事では就活で重要な「自己PR」に使える『企業が求める28の長所・強み』を一覧で解説してきました。
結論
企業が求める長所・強みランキングTOP10は以下の通り。
企業が求める長所・強みを理解し、自己分析ツールを活用しながら企業に評価される自己PRを作っていきましょうね。
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